逆サラ30代 透析ライフ

既婚、子持ち、30代、腎臓病、腎不全、透析、腎移植、闘病からの目指せハッピーライフ日記!!

腎移植

今日は何の日?

 

「腎移植手術まであと11日」の日。

 

今日、手術前の様々な検査の最終日だった。

ざくっと今までの検査を記憶の限りでおさらいしてみる。

 

・血液

・CT/MRI

・視力

・心臓エコー

胃カメラ

・検便

・がん検診

・膀胱

・麻酔適合

・肺機能

 ・歯科

 

うーん、なんかもっと他にもあった気がするけど、とりあえず体の全てのチェックが終わり問題なしとお墨付き(腎臓以外ね)をいただきました。

 

ドナー側の父親も問題なし。

 

晴れて、入院予約を完了し心を整えます。

 

正直、いままで現実逃避というか健全者を装うというか透析以外はつらいという自覚症状がないもんだから、結構楽観的に過ごせてたんだけど。

 

いよいよ、これから僕のW杯は始まるわけなんです。

 

でも、腹は括ってます。

ここまできてどうしよ〜。。なんて女々しいメンタルは元々持ってないし、そんなネガティブブログを書く気なんてさらさらありません!!

 

だから、今まで書いてきた記事もそうだけど誰かのために書いてるわけではなく、誰かの助けになりたい!!なんて野望はなく。ただ透析の暇つぶしツールって感覚(日記的な)で書いてきました。

 

だからこれからも暇があれば書くし、急に更新頻度が上がったり下がったり気まぐれだろうと。

 

それでも、たまたまこのブログを見つけただれかが、あれ?このブログちょっと面白くない?的な人が何人かいたらいいなとは思ってます。

 

キーワードは、「楽しい透析ライフ」だけど、これからは「楽しかった透析ライフ」になるわけでまた違うテーマができるんだと思います。

 

まず今はただただ手術の成功を祈ります。

 

そこのあなた、陰ながら応援してくださいね?

 

ええ、自分で言ってみました。

 

どうしよ、術後は色々痛いんだろうな。

なんか腎生検も何度かやるらしいな。

 

どうしよ、ヤダな。。

 

(ネガティブ〜笑)

割愛

最近、このブログの更新頻度が減っている。

精神が安定しているのかな。

 

というか書く暇がない。

 

だいたい一記事上げるのに2時間くらいはかかる。もっとサラッと「〇〇なう」的な感じでライトに書けばいいんだろうけど、それはできない。

 

ブログを書く事自体は好きだからその時間を大事にしたい。だから、結果的にブログを書く時間が今はあまりない。

 

で?

 

って感じですよね。

 

娘はまだ保育園に慣れていない。

毎朝別れる時はこの世の終わりの様に泣くし、保育園の先生に聞いてもほぼ1日中泣いているみたい。

お迎えに行って、目をパンパンに腫らしながら帰宅すると、さあ1日はここからだぞ!!ばりに楽しそう。

 

私事だと、先月の4月くらいから透析時間が伸びた。初動としての3時間透析を4時間にするという話だ。

 

諸事情あり、(面倒なので割愛します)週3のうち月曜日だけまずは4時間にし、他の水金は3時間のサイクルでという話だった。

 

週3の3時間サイクルでは透析しきれないからだ。まあ、わざわざネガティブになる必要は一切なくただその事実を受け入れた。

 

すると、ここで問題が。。

 

その、月曜だけする4時間透析後に激しい頭痛と吐き気に見舞われ寝込んでしまうように。

 

これは思わぬ障害物。

そう、ここに来て「不均衡症候群」

この逆サラブログの始めの記事を読んでもらえると書いてあるんだけど、透析導入時に良く起こる合併症。

しかもその時はズキズキくらいの痛みだったのに、今回はズンッキンギンギンという感じで耐えられないくらいのつらさ。

 

もちろん、担当医や看護師さんに相談したんだけど「うーん、どうでしょう〜」と死語を連発する始末。

僕自身の見解だと、ただでさえ透析をしない土日を挟んでの月曜でさらに水金は3時間透析で除去しきれない1週間分の毒素が溜まってるからその落差が耐えられないんじゃないかって。

 

「不均衡症候群」のメカニズムを改めて調べて見ると、、

 

透析によって体内の血液は正常に濾過されるけど、脳内の毒素は残ったまんまなんだと。そうするとその毒素を薄めようと脳に血液が集中して脳内の血管がむくんで圧迫するから頭痛が起きるんだと。

 

納得。

 

本当にそんな感じ。

 

4時間透析後は、体はスッキリするんだけど脳はぼんやりした感じで直後というよりは2〜3時間かけて徐々に痛み始めて気付いたらズンッキンギンギンってなってる。

 

慣れるでしょう!と気合いを入れていたが毎週月曜日が億劫になり始めてしまった。

 

そんな1ヶ月後の5月から、諸事情あり(面倒なので割愛)毎回4時間透析になった。

 

すると、、

 

水金はおろか、月曜日の悩みも一気になくなったんです!痛くない!夢じゃない!

 

トートーロー!!

 

って感じ。

 

ありがとう、トトロ。

 

そんなレトロなネタを織り交ぜつつ東京女子医大での移植手術の方も進んでおります。

 

気付けば適合検査ははるかに前にクリアし、細かい検査を全てクリアしました。

 

・適合検査

・CT検査(心臓)

・心電図

・心臓エコー

胃カメラ(胃ガン)

・検便(大腸ガン)

 

これらのミッションを全てクリア。

ドナー側の父親もミッションクリア。

心配していた糖尿も異常なし。

 

腎臓以外はALL健康という結果に。

不安もあるけど、なんとなく楽しみ。

 

今より悪い結果はないと思ってるから。のはず。

 

手術後は、3ヶ月間の休職を予定している。気持ち的にはすぐ復帰したいところだが、これは一生の事を語る大きなターニングポイントとなるので身体ファースト。

 

経過を見ながらでも3ヶ月は安静にする予定。仕事の遅れの不安はもちろんあるけど、身体ファースト。

 

その間は主夫ライフを堪能します。

こんな事がない限り、主夫なんて経験できないので料理がんばってみます。

 

結婚以前は1人暮らしライフもあったけど、あんまり料理はしなかった。

 

作った「豚キム丼」がまずかったから。

自分にはセンスがないんだって。

 

豚キム丼がまずくなるなんて想像してなかったから。すごい落ち込んだ事を覚えてる。

 

恥ずかしいのでレシピは割愛します。

 

「割愛」って言葉は便利ですね。

なんとなくソフトな印象を与えるから、よく使っちゃう。

 

この際、「割愛」の語源を調べてみた。

 

元々は仏教言葉だそうで、よく類義語で「省略」と重なるケースもありそうだが実は全く意味合いが違う。

 

主に、出家する際の事を言ったそう。

出家とは、愛する家族や故郷から旅立つという事を意味し、並々ならぬ覚悟が必要でした。

その愛する者から引き裂かれる思いを「愛を割く」つまり、「割愛」と表現し、気持ちを断ち切る意味として使われるようになりました。

 

大切だけど仕方なく省く。というような意味。

 

それに変わって「省略」は無駄な事を省くというなんともドライな意味合いなのでそこに「愛」はないのです。

 

つまりは、さっきの僕の表現は間違えていたので訂正します。

 

恥ずかしいのでレシピは省略します。

 

今日もPiece in bedなブログでした。

 

 

日日是好日

4月から娘の入所(保育園)、移植手術の診察、まあ一応仕事と、なんやかんやで忙しなく過ごしています。

 

保育園が始まって、妻も5月からいよいよ職場復帰。今までのルーティンも変わるし頼って甘えてた部分も自覚して、サポートではなく一緒にやっていく事を念頭に日々を楽しみたいと思っています。

 

あんまり喧嘩はしないんだけど、妻とはたまーに言い合いになる。

これは、お互いに思ってる事もわかってるし何に不満を持ってるのもわかってるけど普段は我慢しちゃうから、溢れた部分がたまに吐き出される感じ。

 

いつも笑顔で元気でよく喋るし、真面目だから子育ても全力でしている姿に尊敬を覚える。そのおかげで娘も元気でよく喋る(風)だから僕も仕事が終わればすぐに帰りたくなる。

 

妻に頼るんじゃなくて頼られる存在にならなくちゃと改めて決意表明!!

 

さて、年度初めで職場の人事異動による新しい管理者の把握が今月のテーマなんだけど、よく自己紹介文にでてくる、好きな四字熟語だったり座右の銘ってありますよね。

 

今まで自分の座右の銘って決めてなかったから30歳にして初めて決めてみた。

 

ちょっと前にInstagram のタイムラインを見ていて知り合いが投稿していたネタで初めて知った言葉。

 

「日日是好日(にちにちこれこうにち)」

 

すごく違和感のある読み方と語呂ですよね。でも漢字の雰囲気からは縁起が良さそうだなという第一印象でした。

 

ウィキペディアで調べてみると、

禅語のひとつ。もともとは、唐末の禅僧雲門文偃の言葉とされ、『雲門広録』巻中を出典とするが、一般には『碧巌録』第六則に収められている公案として知られる。

 

なんのこっちゃ?って感じなんだけど。

 

すごく簡単に解釈すると、日々を楽しく過ごしていこう!という解釈。なんだけど、もちろんもっと深い意味がある。

 

例えば、「雨の日」

雨が降ると予定が崩れたり、不自由な面が増えてあまり良いイメージはないかもしれないけど、干ばつが続く地域にとっては恵の雨になる。雨具を売ってるお店ならもっと降れって思うだろう。

 

人が考える良し悪しの判断というのは自分中心の都合で左右されるわけで、「雨の日」というのは平等にある事実という事。ということは逆も然り「晴れの日」にも様々な都合が交差するわけです。

 

つまりは、毎日楽しく過ごそう!というポジティブシンキングというよりかは、いちいち細かい事は気にせず、雨でも雪でも台風でも来る時は来るんだよ!というようなお説教のような感じなのかなと解釈している。

 

雲門禅師のいう好日とは、好い日、悪い日という比べっこをやめようぜ!的な話なんです。

 

だから今回、腎不全になって落ち込んだけど色んな経験ができてる。

 

病気になって、

 

人の痛みがわかるようになった。

人のありがたみに感謝できるようになった。

生きてる心地を感じるようになった。

 

あれ?良い事ばっかじゃん?てな感じ。

 

嘘くさいセミナーみたいにはなりたくないけど、これは自分の本音であってその考えが

 

「日日是好日」という言葉でうまく表現できている。

うん、ということで座右の銘が決まりました。

 

マスメディア情報によると、今SNS上では

 

#高校生の自分に教えたいこと選手権

 

というのが流行ってるらしい。

スマホを頑なにスマートフォンと呼ぶ頑固者だが、すごくミーハーな一面も持っているんです。

 

おい高校生の君、

君は今の自分は世界で一番イケてると思っているだろ。世の中の全員が自分になればもっと平和になるのにって思ってるだろう。そんな事はない。世の中には自分が出来ない事を出来る人だらけだ。だからもっと人を敬え。見た目だけで人を判断するな。あと君はずっと健康でいると思うだろ。自分は事故には遭わないし病気にもならないと思っている。俺は君の12年後の君だ。腎臓が悪いんだ。もしかしたらすでに悪くなってるかもしれない。原因がわからないんだ。だから社会人になったら早い段階で健康診断をするべし。そして異常が出たら問診ではなく直ちに血液検査をしてもらいなさい。幸い事故には遭ってないが、ちょこちょこ自転車で自爆するぞ。社会人の君はいつも忙しなく日々荷物が多いんだけど、自転車のハンドルには荷物を掛けるな。あと格好付けてても自転車の時にハットは被るな。この2点を注意すれば自爆はしない。都内での自転車ライフは楽しいぞ。でも、もちろん辛い事だけじゃない。結婚してるし、子供がいる。充分に幸せな気持ちで日々を過ごしている。君の頭は良くないけど色んな人に助けてもらえる。それは君の良いところであり人徳に恵まれている。英語だけは頑張って勉強するんだな。あと1回くらいは留学するのもいいかもな。そんぐらいだ。

#高校生の自分に教えたこと選手権

 

 

移植手術の日程が決まった。

なにもなければ7/20。

ドナーは父親。適合検査はクリアし、あとは時を待つのみ。手術の日は必ず来る。不安はもちろんあるけど悲観的になるのはもったいないから。

 

今は師匠(妻)から教えてもらった娘の保育園の送り迎えにする事リストを覚えるので必死なんでね。

身体障害者 第一級

娘の保育園に合格した。

4月から第一志望の保育園に合格した。

 

住んでるエリアの待機児童は100人を超えているのに合格した。

 

ラッキーなのか?

 

自分はどっちかというと割と持ってる方だと思っている。この病気になってもなお思っている。

 

腎不全が発覚した時はステージ5の末期の状態。でも、病院で発覚していなかったらもう少しで心臓が止まって死んでいたと言われた。今こうやってブログを書けているのはラッキーの何物でもない。

 

入院中には色んな病気の人と触れた。もっと辛い人はいっぱいいると実感して、人の痛みと言うのをちゃんと考えられる人間になれた。これもラッキー。

 

あと、何気ない日常に対して常に幸せを感じられるようになった。これはもう本当に超ラッキー!

 

まあ、持ってるというよりは元々のポジティブシンキングに拍車が掛かった状態ということだ。

 

あんまりこういう事は言っちゃいけないんだろうけど、身体障害者(第1級)の恩恵に今感動している。公共の交通機関、自動車関係の負担が減り、手続きはだいぶ面倒だけど障害年金の制度もありがたい。

 

何が言いたいか。税金を滞納せずちゃんと支払っていてよかったーという事だ。そもそも税金を払ってなかったら十分な保証を受けられなかったから。

 

透析患者は透析をしていればある程度元気でいられる分、やらしい目で見られやすいらしい。まあ、そんな事は全然気にしないので頂ける保証はしっかり頂いてマイペースにやっていこう。

 

今までの透析は導入期ということで毎回3時間だったが、いよいよ4時間に時間を伸ばすタイミングらしい。あんだけ痛い痛い言っていた穿刺も慣れてきて仕事からのルーティンもしっかり出来ている。ただ正直この環境は100%受け入れているわけではない。何かの奇跡で腎臓機能が復活しないかなって思っちゃってる。

 

 

来週には、腎移植の適合検査結果を聞きに行く。持ってる自分なら適合はしてくれるだろう!

 

これからの腎移植がその何かの奇跡なんだろうな。成功したら腎機能は復活する!

 

もし成功したら、フルーツ食べ放題、鰻重、明太子パスタ、牛乳がぶ飲み、レバニラ、塩辛を食べたい。

 

 

生体腎移植

現在、日本で透析治療を受けながら腎臓移植を希望している人は1万2000人余り。

 

しかし、2015年の腎臓移植件数は1661例で、そのうち1494例が生体腎移植とのこと。

※臓器移植ファクトブック2016参照

 

僕はその約10%の幸運な1人。

 

前回あけおめブログから更新出来ず、、勝手にバタバタしていました。

 

ここまでの僕の流れをおさらいすると。

 

頭痛・むくみ→腎不全発覚→入院(シャント)→転院(腎生検)→退院→透析ライフ

 

てな感じ。

 

そして先日、いよいよ障害者手帳(1級)と移植手術の為の紹介状をゲットし、いざ出陣!!

 

紹介状の宛先は「東京女子医大病院 泌尿器科」姉推奨の北里大学病院も迷ったが、症例数の多さで前者を選択。

 

この判断が正しいかどうかは誰のみぞ知るのか。女子医大に移植の予約を入れる為に総合受付へ電話するも、移植関係は専用窓口があるとのことで別回線に回される。

 

窓口「はい、移植相談窓口でぇす。」←ぇ?

 私「あっすいません、移植の予約をしたくて電話をしました。」

窓口「紹介状はありますかぁ。」←いきなり

私「はい、持ってま••」

窓口「何科ですくぁ?」←被せてきた

私「泌尿器科です。だいたい、いつ頃から予約をいれ••」

窓口「予約は次の木曜でいいですくぁぁ?」←勝手に決めてきた

私「いや、無理です。2週間後の木曜日が••」

 

•••とまあ、会話内容はだいぶ割愛してますが思い出すだけでムカつく。珍しくムカついた。あの窓口のババロア

 

何やら調べると専用窓口の担当者は1人らしく腎移植希望の人はまずこの入り口を通るということだ。このババロアのイニシャルはOさん。

なんだろ、たぶん毎日同じ問い合わせがあって仕事に慣れすぎてしまっているんだろうけど、患者に対して寄り添う気持ちの言葉がないし、全然話を聞かない。しかも偉そう。別にサービスを求めてるわけじゃないがこのご時世に珍しく不愉快な対応だった。この時点でこの病院をやめようと思った。そのレベルだ。

 

しかしここは120歩譲り、一度先生に会ってからにしようと決心。せっかくここまで来たのだからまずは会ってみようと。あのババロアは医者ではないのだからとだいぶ言い聞かせた。

 

 姉と最寄駅の改札で待ち合わせ。

病院の入口がわからずキョドった瞬間に近くの警備員が爽やかに誘導してくれ無事到着。

受付の入り口を抜けるとホテルのロビーのような吹抜けに病院の大きさが測れた。受付の事務員さんも感じ良く泌尿器科へ案内してくれてスムーズに待合室へ。

受付番号が呼ばれ、多少の緊張を抱えながら入室。目の前には比較的体格の良い白髪混じりでメガネをかけた先生が腕を組みながら待ち構えていた。(軽部さんに似ていると姉談)威圧感はないが少々ぶっきらぼうな雰囲気があのババロアの記憶を呼び覚ます。

 

結果、真剣に目を見て話を聞いてくれ、ハッキリわかりやすく移植の事を説明してくれた。

その後、移植コーディネイターと呼ばれる看護師さんとも移植の同意書を交えながら更に詳しく話をしてくれた。とても心地の良い患者体験であった。

その日はその面談の最後に、適合検査として血液をドナーとレシピエントの血液採取で終了。結果は1ヶ月後に発表とのことだ。採血、9本分取られ気付けばフラフラ。。

 

その面談で何を話したか?

決まった方向性はこうだ。

 

あくまで適合検査結果次第にはなるが、ドナーは姉ではなく父親が最有力候補ということで意見が合致。理由はいくつかある。

 

・姉の年齢••まだ若いので余生のリスクを考えると父親の方が順当。

 

・女性の腎臓より男性の腎臓の方がサイズが合いやすい。

 

・生着した腎臓が何年持つかわからない。せっかく移植してもまた透析生活に戻ってしまう可能性も十分にある。そうなった時に姉の腎臓をいただく。

 

3番目の考えで姉も僕も腑に落ちた。

 

ありがたや〜。

 

誠にありがたや。

なんて希望に満ちた状況だろうか。

 

この幸運な状況は一体何%なんだろうか。

その検査から1週間後にフィリピンから帰国した父親とも検査のためまた来院。

 

という訳で父親の腎臓をいただくという状況に至る。

 

あのババロア事件は悪夢と幻だったんだ。

僕はこの病院に一旦、命を預ける事に決めました。

 

実はここ最近、食欲が薄れていた。

透析がうまく出来ていないのかなと不安視していたんだけど、今回の面談で新たな方向性が決まり、別件の正社員登用の レポートを提出した。そしたら、またご飯が美味しくなってきた。メンタルの話だった。

 

「目標」を英語に訳すと「GOAL」

 

サッカー少年からするととても馴染みのある単語だ。サッカーはゴールに向かってボールを入れる競技。そのゴールを目指すために作戦をたててチームを形成する。ただボールを蹴るだけじゃゴールは決まらないから考える。どうしたらいいかを考える。それが楽しいんだ。

 

何を言いたいかは雰囲気で汲み取ってほしい。笑

 

 

 

 

 

 

2018


⊂⊃ / ̄\ 謹 賀 新 年
  /〜〜〜\ 2018
⊂二⊃

あけましておめでとうございます!!

左腕に2本の針、右手には新調した iPhone8で

今年も気ままにブログ更新していきますのでよろしくお願いします。

 

本当は「X」にしたかったんだけど、池袋のソフトバンクには在庫がなかったみたいで仕方なく「8」に。

 

本屋に行くと「Xと8の徹底比較!!」的な雑誌が数冊見受けられる。

YouTube を開くとこぞって著名YouTuber達が「Xと8をくらべてみました〜」的な動画をアップしている。

 

基本的にYouTuberのスタンスが好まないのでいつもはスルーしていたが、今回は参考にさせてもらった。

 

その説明はここでは面倒なので割愛。

 

結論は相性らしい。

機能的にはほぼ変わらずFACE IDくらいなので僕は8が好相性みたい。

空いた時間に、サッカーかお笑いの動画を良く観るから大きいサイズがいいなと思ってたけど、8は小ぶりで片手で持ちやすいし更にタイピングするキーボードには片手機能が付いて画面から少し右に寄ってくれる。

 

僕はカッコ付けてるからタイピングはいつもローマ字入力なので結構画期的な機能。

 

かゆい所に手が届きました。

 

あともう一つどうでもいい小ネタを。

略語というのがあんまり好きじゃない。

呼びやすさは大事だけど、本来の姿を大事にしたいエセ文学者気取りなんです。

スマートフォン」を略して「スマホ」って言うでしょ?略すなら「スマフォ」でしょ!って未だになる。

 

THE BEATLESの発音の「ザ」を言わないのとは訳が違う。

 

みんながスマホって呼んでる中、僕はこれからもスマートフォンって呼んでいこうと思っています。

 

大事な事は貫いていく。

去年の暮れに会社の忘年会を兼ねた部署の毎年恒例の表彰式が行われた。

会社側からすると、現場スタッフの労いの意を込めて様々な賞を用意してくれてる。

 

僕は2つ受賞した。

・スタートダッシュ賞

・部長賞

 

実は一昨年、転職してから初めて参加したその表彰式で目指した賞が二つある。

 

スタートダッシュ賞と皆勤賞。ここは確実に狙えるなとペーペーながら思ったのです。まずはここだなと。

 

残念ながら今回の病気のお陰で皆勤賞は逃したものの、その入院しちゃった以外は無遅刻無欠勤。これは評価できるんじゃないかなと。

 

そして、スタートダッシュ賞とは?

スタッフの中で朝の営業スタートが一番早い人に送られる賞なんです。

要は誰よりも来社が早い人の話。それが僕って話。元々、朝はバタバタしたくないタイプなので相性が良かったのだ。

 

でも嬉しい。

目標を達成すると、嬉しいというより気持ち良い。

 

もう一つの部長賞はサプラーイズ。

部の中では最高賞だ。

なんでもお客様成約に一番直結した人に送られるとのことで3拠点の中でもNo.1とのこと。

イエーイ!

高生産性の評価ってことで、これは嬉しいヤツ。サプラーイズ!

 

でもじゃあどっちが嬉しくて気持ち良いかと聞かれると実は「スタートダッシュ賞」

社内での建前上、喜びのパフォーマンスは部長賞にウェイトを置いたが内心はスタートダッシュにガッツポーズ。笑

 

だって去年の後半は入院もあって全然スロースターターだったので半ば諦めムードだったし、すでに皆勤を逃した悲壮感が拍車をかけていた。でもやっぱり諦めたくなかったからさらに後半は腐らず早起きして頑張ってみた。

 

その裏には、病人に見られたくないっていう気持ちは少なくともあったから。

自分は自分で見てもらいたくて、その気持ちのご褒美として部長賞を頂けたんだなって思ってる。

 

でも僕は表彰式には参加していない。

厳密にはできなかった。

その日は水曜日、透析の日だからだ。

1年間楽しみにしていた念願の受賞よりも透析は大事だから「仕方ない」で冷静に。

 

今年の目標は大きく二つ。

 

「腎移植の成功」

これは病院と医者様次第かもだけど、そこをチョイスするのは自分次第。

 

成功願います。

 

 「正社員登用」

実はまだ契約社員。転職してからまだ1年なので社内では浅い存在だがこれからが勝負。

近年、派遣法が変わり3年の満期を迎えると直雇用が会社に義務付けられた。でも僕はそこじゃない。家族もいるしそんな生温い制度に興味はない。

だから最短ルートで正社員になる橋を作っている。突貫工事にならないように慎重に叩きながらもピッチは上げてる。

 

この2つの目標が達成されれば2018年は十二分。もうすでに来年が楽しみだな。

 

あとはまあ、

iPhoneのタイピングはローマ字入力だが、気取らずカッコ付けず日々を過ごしたい。

 

 あとスマホもちゃんとスマートフォンと呼び続けよう。

 

 

 

 

赤鼻のトナカイ

毎年清水寺で発表される「今年の漢字

 

「北」

 

という事ですが、

それに対してはまあそうでしょうかね、、という感じ。

 

そんなきっかけで自分にとっての今年の漢字を考えてみた。

 

「食」

 

ですかね。

「腎」とも悩んだけど露骨すぎてセンスを感じないのでやめときましょう。

 

このブログの本題でもある事に対してこんなにも食べる事を意識した時はなかった。

病院食がマズイ、食事制限、栄養指導など。あれは食べちゃダメ、これなら食べていいだろうと常に食べる事を考えている。退院してからずっと腹空かし坊やだ。

 

そんな坊やに透析クリニックの先生はこう言いました。

 

「全然(体重)増えてないけどちゃんと食べてる?」

「透析しているんだから食事を抑えちゃうともっと悪くなっちゃうよ」

 

これはもう、

赤鼻のトナカイに対してサンタのおじさんが暗い夜道はピカピカのお前の鼻が役に立つのさ。

くらい衝撃的な一言。

 

腎臓が悪い透析患者の腹空かしの赤鼻のトナカイ坊やさんはいつもみんなの心配者。でもその時の透析の日にクリニックのサンタのおじさんが言いました。

 

今の倍以上食べなさいと。
今の学会ではリンやカリウムを抑えるよりエネルギーを取るべきだと知識改定が成されているんだと。

 なんかあったら言うよ。そのために透析が役に立つのさ。

 いつもお腹を空かせていたトナカイさんは次のディナーこそはと喜びました。

 

真っ先に帰宅後、朗報を家族に伝えた。返ってきた言葉はこうだ。

 

「調子に乗るな」

 

同感だ。

調子に乗らずディナーを楽しもう。

でも、サンタさんの言葉は何よりもの救いであり最高のクリスマスプレゼントだった。

 

娘にもクリスマスプレゼントを用意している。パンダのぬいぐるみだ。

最近、独特な言葉を発してきている。

バナナは「バー」

パンダは「パン」

アンパンマンは「マンマンマン」

バイキンマンは「バー」

 

「パン」は天下の「マンマンマン」よりも使用頻度が高い。

そしてマンマンマンはいっつもテレビで見てるのでグッズも多い。まだパンのぬいぐるみは家にない。

よって娘へのクリスマスプレゼントが決定した。

 

24日にツリーの下に仕掛けて、翌朝それに気付いた時の笑顔を思い浮かべてニヤつく。親バカってヤツだ。

 

そんな幸せな時間をずっと感じていたいから、家族と自分のために元気になりたい。