逆サラ30代 透析ライフ

既婚、子持ち、30代、腎臓病、腎不全、透析、腎移植、闘病からの目指せハッピーライフ日記!!

肺炎球菌

「covid-19」

 

とりあえず書いてみました。笑

サブタイトル的な。

 

前記事(扁桃腺手術)から約1年の投稿。

このブログのハードハードハードコアな読者の方は、ああ、逆サラは死んだのかな。

なんてよぎった方もいなくはないんじゃないでしょうか。

 

生きてます。

無事に生きてます。

しかも幸せに。

ありがとうございます。

シェイシェイ。

 

とはいえ先日、

人生初の肺炎になりまして、いつもの女子医大病院で1週間程入院していました。

びっくりしました。

 

まずは、仕事帰りに様子がおかしくて帰宅して熱を測ると40.1℃ 

まじか!!!

ってなってスーツを脱ぎ捨てポカリを握りしめて汗だくなのに布団で全身を覆い震えながら一夜を過ごしました。

 

このまま寝れたらいいけど、寝たらもしかしたらこのまま一生起きれないんじゃないか?なんて勘ぐって怯えたり。

 

なぜなら免疫抑制剤を飲んでるから。

このコロナ禍になって当然、いつもの先生に質問。コロナにかかったらどうなりますか?って聞いてたから。

 

メディアのニュースは全然信用してないけど、いつもの先生の言葉は信じれるから。

 

「いまのところ移植患者がコロナで重症化したのは全国で十数名」

 

抑制剤を飲んでるからコロナにかかりやすくなるわけではないけど、かかったら重症化しやすいのは事実。なんて聞いてた。

 

だから、ただの風邪でもならないようにコロナ関係なくずっと手洗いうがいは徹底していた。

そして今回、術後はじめての発熱だった。しかも40℃超。ぴえん

 

陽性だったら大変だから気休めでも家族とは自宅の中で隔離してた。

発熱の翌日。

もともといつものクリニックに検診予定だったのでキャンセルがてらどうしたらいいか朝一で電話をした。

「熱がでてるのでつらくてもすぐに当院の発熱外来にきてください」とのこと

つらくても?

「つらくても」

近くの病院じゃダメ?

「ダメ」

すぐに?

「すぐに」

 

その瞬間、握り締めていたポカリをそっと床に置き、昨夜一緒に買ったプリンとゼリーを冷蔵庫に戻し、早々に僕は着替え始めました。脱ぎ捨てたスーツはそのままに。

 

息を荒らしながら、満員電車に乗り陽性だったらみんなごめんって心の中でつぶやき、馴染みの若松河田駅まで。当然ラーメンを食べる気力も食欲もない。というか、最近ラーメン欲があんまり出ない。まあ、これはどうでもいいか。

 

着いて早々に隔離され、PCRとCTの検査をして結果待ち。職場には朝一で状況は報告済み。

一応、職場では一つのチームのリーダーをやっている。毎月定例ミーティングをしていろんな話をするんだけど、ホウレンソウは口酸っぱく言っている。

これは自論なんだけど、ホウレンソウができない人っていくら注意してもできない。なんでかなって考えたときにある一説が浮上した。

 

ホウレンソウができる人は

「おもいやりがある人」

 

報告って報告を待ってる人がいるからすぐ報告するべき

連絡って知らない人にそれを教えてあげる事だからすぐ連絡するべき

相談は心配している人に思いを伝えるからすぐに相談するべき

 

いずれもすることが大前提で大事なのはスピード感なのだ。

 

職場への連絡は8:30〜40の10分間にするのがルール。

僕はまず、8:30に電話をかけて連絡をいれた。

次に部門長に取り次ぎをお願いし、いま熱が40℃出ていてこれから病院に向かう報告をする。そして自分が当日やるべき仕事の割り振りの相談をした。

おそらくPCR検査をするから進捗が分かり次第改めて連絡をする報告を約束して電話を切った。

意識が飛びそうな状況で我ながら完璧なホウレンソウだ。笑

 

それは全て職場へのおもいやりということだ。

案の定、そのあと部門長はすぐに人事部へ感染疑義者の報告をして濃厚接触者を洗い出し、僕が陽性だった時の備えをする。

 

もう一回言います。

大事なのはスピード感なのだ。

それは全て相手を思いやる裏付けなのだ。

 

話を進めよう。

隔離されて夕方になったときにPCR検査結果が出た。「陰性」

セーーーーーーーフ!!

 

続いてCT結果。

「肺が白く写ってます。肺炎です。」

アウトーーーーーーーーーー!!

 

その日からの入院が決まった。

 

自慢じゃないが、術後1回も風邪をひかなかった。たまに、鼻水が出たり軽度の頭痛とかはあったけど、仕事も休んでなかった。

 

来るときは来るんだなってまたひとつ悟りを開いた。とはいえ、肺炎なんてのは初めてかかったわけで、失礼だけど高齢者がかかるもんだと思ってたわけで、とても不安になったのは事実でした。

 

勝手に日帰りプランだったので、荷物は必要最低限。ハンカチすら持ってなかったわけで。

そのままの格好で点滴打たれて完全隔離個室に誘導された。しかし担当の看護師はついてくれた。ここで改めて医療従事者の方々に感謝いたします。女子医大のボーナス問題もニュースでみてたから正直どうなん!?っていう気持ちもあったんだけど、相変わらず親切な方ばかりでした。

 

「親切」の定義も以前のブログで語ってるのでよかったら見つけてください。

 

肺炎‼︎っていっても実際につらかったのは発症初日の自宅での一夜。何しても苦しくて、寝れなくて喉はカラカラで。

でもね、透析の日々や腎生検や腎移植後の痛みに比べたらへっちゃらなレベルだったんです。

経験は偉大。あのつらさに戻らないために日々水を大量に飲むのです。睡眠をとって仕事はほどほどにするのです。

 

最近、ビジネス系のyoutubeを観るんだけど(知識のツールが浅い笑)、「凡人が天才に勝つ方法」っていうテーマがあった。

 

その人は2ちゃんねるの創造主でいまはフランス在住の天才。

話をかいつまんで紹介するとこういうこと。

 

その人は決して自分は天才ではない、自分は凡人だと。

ただ唯一、凡人が天才に勝ることができるのは、「体調管理の徹底」要は、よく寝ることだと。天才は何をしてもこなせる。ただし、根本は人間だと。人間は風邪をひくし眠いと生産性は落ちる。

天才でも風邪をひけば、能力は4割ほどに落ちる。凡人の力が天才の6割程度ならばそれを日々コツコツと元気で続けていれば安定した結果が得られると。

 

ふむふむ。

メモメモ。

 

自分はこう解釈した。

とりあえず能力を6割に持っていかなければ。

これ、仮に凡人の能力が5割とか4割だったら、風邪っぴきの天才にも勝てないということ。

だって凡人も風邪ひくでしょ?

 

天才が体調管理をしっかりしたらもうどうしようもないでしょ?って。

 

小さい時からいつも思ってたことがある。

「うさぎとカメ」の話。

あれって最終的にはコツコツやる者が勝つって話だけど、これ2回戦目があったらうさぎの圧勝だよね。って。

だってさすがに2回戦目でうさぎは寝ないでしょ。それで寝たら兎じゃなくて馬もしくは鹿でしょ。いやもう、馬にも鹿にも失礼だな。

ごめんなさい。

 

まじめなうさぎにおれはなる!!

小学生の僕は心に誓っていた。

その気持ちは娘に絵本を読んでる時にも変わっていなかった。

 

いま自分がうさぎかはわからないが、まじめであることは確かだ。

 

本題の肺炎はというと、、

入院してからすぐに抗生物質の点滴を続け無事に1週間で退院できました。

強いて言えば何もすることなくてヒマでつらかったです。

 

このブログを書き上げるのに3週間くらいかかってる。なんて生産性のないブログなんだ。笑

 

はじめは透析中の小遣い稼ぎに!

なんて意気込んでみたけど、いまは自分のアーカイブ。でもとても価値のあるブログ。

痛みを忘れずに人に優しくなれるブログ。

人生を振り返りながら前に進めるブログ。

自分に向き合って力を抜けるブログ。

 

あっ、最後に最近の嬉しい出来事。

4才になった娘に中国人の友達ができました。

今日はそのお友達の家にお邪魔して本格中華をいただくみたいです。

僕は無事に仕事に行ってきます。

シェイシェイ。

 

では、また今度。

サイツェン。