サイトメガロ
メガロサイト?サイトメガロ?
完全に覚えるには1週間はかかった。
10月1日から実は、職場復帰を果たした。
7/20に生体腎移植を受け、3ヶ月かからずだ。
それまでの経過は?
ブログ更新がなかったのが物語っている。
更新しなかったのではなく、更新できなかったから。
そう、書くネタが特にないくらい順調に経過を過ごしていたんです。
前回ブログの時系列で遡ると、
術後、6日後に退院。
ドレーンが外れてからは院内で歩行練習をし、なるべくベッドで横にならないことを意識付けられた。
術後の痛みは?って?
それがなんと、予想してたよりめちゃめちゃ痛くて。立ち上がるだけで息が上がるほど。
なにが一番こわいって、
くしゃみ。
あれは自殺行為に等しいくらい苦痛。
とにかくなにするにも痛かった。
それでも、退院後の2日後には通院開始。
移植後患者が通うクリニックが女子医の近くにあり、まずは週2で通うことに。
退院直後なんて歩くのもままならないのに来院が朝の通勤ラッシュの時間帯とかぶるのでただただ必死に耐えて通った記憶しかない。
クリニックでは、
採血と採尿。時々エコーして数値を見る。
メインになるのは、クレアチニンとグラセプターの血中濃度と白血球とサイトメガロウィルス。
その他にも色々あるけど割愛します。
まずはクレアチニンの話。
僕のこの3ヶ月間の経過としては、
1.5〜1.7。この値の範囲で上がったり下がったり。とにかく水を1日に2.5ℓは飲めとのことだが、確かに飲水が少ない日があると割と高めの数値がでていた。
健常者のクレアチニン値というのは、だいたい0.6〜0.9くらい。僕は術後から順調にいけばその値まで下がるものだとイメージしていたがそうではないらしい。
ただ、それよりも大事なのは、今安定した1.5〜1.7の数値をキープすることだと。
とにかく僕に出来ることは1日も怠らず意識して水を飲むこと。それだけ。
グラセプターの血中濃度は、常にチェックしながらその週の飲む量が変わる。
術後3ヶ月間は量が多く、6〜8粒で変動している。
ちなみにグラセプターというのは免疫抑制剤の事。他にはメドロールとセルセプトっていうのを飲んでます。
うだうだ書いてますが、結論は今のところまあ順調に経過を過ごしている。
だから3ヶ月経たずとも職場復帰できてる。
復帰初日を迎えて、一言。
すごく疲れました。
復帰までは自宅療養とかいいながらマスクをしながらまあまあ外に出かけていた。娘の保育園の送り迎えに、掃除洗濯、夕飯の準備と主夫ライフの体験をし、東京タワーとかロハスフェスとかアンパンマンミュージアムとか行っちゃったり。言葉のイメージとは裏腹にアクティブに過ごしていた。
それでも体力は落ちてたんだと実感。
もちろん免疫抑制している認識と危機感は持ってましたよ。
あまり疲れないように休みながら行動して、手洗いうがいは徹底的に。
そんなこんなで復帰が近づいた1週間前あたりから「サイトメガロウィルス」の検査に陽性がでてしまった。
焦ってネットで調べてみるとまあまあ恐い内容で。。
担当医にきくと、もともと抗体はもっているので問題ないがこのまま数値が増えると入院もあり得ると。
逆を言えば、免疫抑制剤が効いてる証拠で、陽性が出てしまうのは想定内だと。
とは言っても移植素人からするとただただビビってしまう。ここで、
「バリキサ」という薬が登場。
この薬はサイトメガロウィルスを抑制する薬だとか。
これを毎日にしたり、2日置きにのんだりと変化そつけて経過を見ているのが今の現状。
入院は嫌だ。
今の願いはそれだけ。
うーん、。
ここまでブログ更新を溜めてしまうと、
ただの経過報告で終わってしまうな。。
全然冗談が思い浮かばない。
常に冗談を言える気持ちの余裕が欲しいな。