割愛
最近、このブログの更新頻度が減っている。
精神が安定しているのかな。
というか書く暇がない。
だいたい一記事上げるのに2時間くらいはかかる。もっとサラッと「〇〇なう」的な感じでライトに書けばいいんだろうけど、それはできない。
ブログを書く事自体は好きだからその時間を大事にしたい。だから、結果的にブログを書く時間が今はあまりない。
で?
って感じですよね。
娘はまだ保育園に慣れていない。
毎朝別れる時はこの世の終わりの様に泣くし、保育園の先生に聞いてもほぼ1日中泣いているみたい。
お迎えに行って、目をパンパンに腫らしながら帰宅すると、さあ1日はここからだぞ!!ばりに楽しそう。
私事だと、先月の4月くらいから透析時間が伸びた。初動としての3時間透析を4時間にするという話だ。
諸事情あり、(面倒なので割愛します)週3のうち月曜日だけまずは4時間にし、他の水金は3時間のサイクルでという話だった。
週3の3時間サイクルでは透析しきれないからだ。まあ、わざわざネガティブになる必要は一切なくただその事実を受け入れた。
すると、ここで問題が。。
その、月曜だけする4時間透析後に激しい頭痛と吐き気に見舞われ寝込んでしまうように。
これは思わぬ障害物。
そう、ここに来て「不均衡症候群」
この逆サラブログの始めの記事を読んでもらえると書いてあるんだけど、透析導入時に良く起こる合併症。
しかもその時はズキズキくらいの痛みだったのに、今回はズンッキンギンギンという感じで耐えられないくらいのつらさ。
もちろん、担当医や看護師さんに相談したんだけど「うーん、どうでしょう〜」と死語を連発する始末。
僕自身の見解だと、ただでさえ透析をしない土日を挟んでの月曜でさらに水金は3時間透析で除去しきれない1週間分の毒素が溜まってるからその落差が耐えられないんじゃないかって。
「不均衡症候群」のメカニズムを改めて調べて見ると、、
透析によって体内の血液は正常に濾過されるけど、脳内の毒素は残ったまんまなんだと。そうするとその毒素を薄めようと脳に血液が集中して脳内の血管がむくんで圧迫するから頭痛が起きるんだと。
納得。
本当にそんな感じ。
4時間透析後は、体はスッキリするんだけど脳はぼんやりした感じで直後というよりは2〜3時間かけて徐々に痛み始めて気付いたらズンッキンギンギンってなってる。
慣れるでしょう!と気合いを入れていたが毎週月曜日が億劫になり始めてしまった。
そんな1ヶ月後の5月から、諸事情あり(面倒なので割愛)毎回4時間透析になった。
すると、、
水金はおろか、月曜日の悩みも一気になくなったんです!痛くない!夢じゃない!
トートーロー!!
って感じ。
ありがとう、トトロ。
そんなレトロなネタを織り交ぜつつ東京女子医大での移植手術の方も進んでおります。
気付けば適合検査ははるかに前にクリアし、細かい検査を全てクリアしました。
・適合検査
・CT検査(心臓)
・心電図
・心臓エコー
・胃カメラ(胃ガン)
・検便(大腸ガン)
これらのミッションを全てクリア。
ドナー側の父親もミッションクリア。
心配していた糖尿も異常なし。
腎臓以外はALL健康という結果に。
不安もあるけど、なんとなく楽しみ。
今より悪い結果はないと思ってるから。のはず。
手術後は、3ヶ月間の休職を予定している。気持ち的にはすぐ復帰したいところだが、これは一生の事を語る大きなターニングポイントとなるので身体ファースト。
経過を見ながらでも3ヶ月は安静にする予定。仕事の遅れの不安はもちろんあるけど、身体ファースト。
その間は主夫ライフを堪能します。
こんな事がない限り、主夫なんて経験できないので料理がんばってみます。
結婚以前は1人暮らしライフもあったけど、あんまり料理はしなかった。
作った「豚キム丼」がまずかったから。
自分にはセンスがないんだって。
豚キム丼がまずくなるなんて想像してなかったから。すごい落ち込んだ事を覚えてる。
恥ずかしいのでレシピは割愛します。
「割愛」って言葉は便利ですね。
なんとなくソフトな印象を与えるから、よく使っちゃう。
この際、「割愛」の語源を調べてみた。
元々は仏教言葉だそうで、よく類義語で「省略」と重なるケースもありそうだが実は全く意味合いが違う。
主に、出家する際の事を言ったそう。
出家とは、愛する家族や故郷から旅立つという事を意味し、並々ならぬ覚悟が必要でした。
その愛する者から引き裂かれる思いを「愛を割く」つまり、「割愛」と表現し、気持ちを断ち切る意味として使われるようになりました。
大切だけど仕方なく省く。というような意味。
それに変わって「省略」は無駄な事を省くというなんともドライな意味合いなのでそこに「愛」はないのです。
つまりは、さっきの僕の表現は間違えていたので訂正します。
恥ずかしいのでレシピは省略します。
今日もPiece in bedなブログでした。